SPIの推論で時間が足りなくなる本当の理由
「推論だけ毎回時間切れになる」——そう感じているなら、原因は地頭ではなく解き方にあります。多くの人は条件を頭の中だけで組み立てようとして、同じ文章を何度も読み返してしまいます。
推論って情報が多すぎて、いつも頭がパニックになって時間切れになっちゃう…
実はそれ、条件を「頭の中」で処理しようとしているのが原因です。紙とペンで"ある図"を書けば、機械的に解けるようになりますよ!
推論は本来、覚えるものではなく「条件を書き出して機械的に絞り込む」作業です。コツさえ掴めば、1問1分半以内に解けるようになります。
【例題】推論の順序問題をコツで図解する
次のような問題を考えてみましょう。
A〜Eの5人が徒競走をした。結果について以下のことがわかっている。
① AはBより早くゴールした
② CはDより遅くゴールした
③ Bは3着だった
④ Eは1着でも5着でもなかったこの条件から、それぞれの順位の可能性を絞り込んでみましょう。
ステップ1:条件を不等号(数直線)に変換する
文章のまま考えると混乱するので、まず「早い」を左、「遅い」を右にした数直線上の不等号に変換します。条件①は次のように表せます。
条件②も同じ形で表せます。
こうして文章を記号に置き換えるだけで、頭の中で読み返す回数がぐっと減ります。
ステップ2:確定している条件から埋める
条件③「Bは3着」は、順位が数字で確定している貴重な情報です。まずここを軸に、他の条件を当てはめていきます。
が確定しているので、条件①の より、Aの順位は次のように絞り込めます。
ステップ3:残りの条件で選択肢を絞り込む
条件④「Eは1着でも5着でもない」から、Eの順位はさらに次の範囲に限定されます。
Bがすでに3着を確定しているため、実質 まで絞り込めます。ここまで来れば、あとは残りの枠にC・D(条件② )を当てはめるだけです。
ポイント
推論問題は「全パターンを書き出す」のではなく、「確定した情報→不等号で表せる情報→除外できる情報」の順に優先度をつけて処理すると、無駄な場合分けが一気に減ります。
解きっぱなしを防ぐ、最短で推論を得点源にする方法
推論は「パターンを何度も体に覚えさせる」ことで速くなる分野です。頑張って参考書を1周しても、1ヶ月後の本番では半分以上忘れていて焦った経験はありませんか?人の記憶は復習しなければ数日で薄れてしまうため、「解いて終わり」では努力が積み上がりません。
推論のコツはわかったけど、正直このまま解きっぱなしだと明日には忘れてそう…
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よくある質問
Q. SPIの推論問題で時間が足りなくなる一番の原因は何ですか?
条件を頭の中だけで処理しようとして、同じ文章を何度も読み返してしまうことです。条件を不等号や数直線に書き出すだけで、読み返す回数が大幅に減り、時間短縮につながります。
Q. 推論の条件はどの順番で処理すればいいですか?
「順位や数字がすでに確定している条件」→「不等号で表せる大小関係の条件」→「範囲を除外できる条件」の順に優先度をつけて処理すると、無駄な場合分けが一気に減ります。
Q. 一度解き方を覚えれば、推論はもう対策しなくても大丈夫ですか?
いいえ。推論はパターンに体を慣らすことで速くなる分野なので、復習をしないと数日で解き方の感覚を忘れてしまいます。間違えた問題を忘れかけた頃に自動で再出題するような復習の仕組みを使い、繰り返し練習することが重要です。